【メディア掲載】

 

広報・IR・リスクの専門メディア「広報会議」で「広報担当者のための企画書のつくり方入門」を連載中です。

平井彩子の「彩色兼美」〜昭和枯れすすき〜

2013.05.07 昭和枯れすすき

 

きっかけ

 

 「平井さんは、文章とか書く?」と片岡さん。たしか、今から1ヶ月ほど前にこんな問いかけを受けたような気がする。で、あれやこれやという間に「彩色兼美」というタイトルが決まり、このコーナーで筆をとることになった。「彩色兼美」というキレイなタイトルは、平井彩子(さいこ)の「彩」を掛けて、ここはもちろん片岡さん作!とはいえ、わたくし才色兼ね備えてはおりませんので、私なりの彩り方で、好き勝手(と言うと片岡さんに怒られるのかな?)エッセイのようなものを書こうと思っているところ。

 

 

そんな私のキャラクター

 

大学生の頃「彩子は、キャラが麻木久仁子」と同級生に言われ、驚きながらも、まぁ聡明そうでいいじゃないかと呑気に思って数年(?)。最近は、阿川佐和子さんと言われたこともあったので、ずいぶん進化したもんだと感心していたら、1年以上一緒に仕事をしているクライアントから「伊丹十三監督の”スーパーの女”を見ていたら、平井さんを思い出したよ」と、笑いながらか言われる始末。ずいぶん強くなってきた今日この頃。キャラクターがわりと一貫しているのは、私が頑固だからだろうか・・・あんまり考えないようにしよう。と、この説明では職業がわからない、という方はプロフィールをお読みくださいね。

 

片岡さんとの出会い

 

とある人の紹介で、一緒に仕事をしたのが初めての出会い。頭の回転の早い人は、難しいことを簡単に言うのが得意なんだなと、とてもうらやましく思ったことを覚えている。そして、数歩先の展開(いや、もっと先なのかな?)を読み、状況に対応しながらも常に自身が描く着地点をその先に意識してはずさないようにしている気がするのは、私だけだろうか。そんな戦略家である片岡さんとの会話は、いつも心地良い緊張感が流れている。そして、この緊張感を楽しみながらも、片岡さんの受容性の高さに甘えて、私は自分の言いたいことを言わせてもらっている。

もちろん、この文章もその甘えの一つかもしれない。と、ごちゃごちゃ書いたものの、まだ出会って数か月。「時の歩みには3通りある。未来はためらいながら近づき、現在は矢のように飛び去り、過去は永遠に静止している」シラー

 

ためらいながらも近づくもの、遠ざかるものの中で、縁あって出会えた人たち、その縁を作った人たちに感謝。ここまで読んでくれてありがとうございます。次号をお楽しみに。

プロフィール

平井彩子(ひらいさいこ)1980年東京生まれ。中小企業診断士  独立系ソフトウエア開発会社にて、システムエンジニア、プロジェクトマネージャとして業務システムの構築現場を数多く経験。その後、中小企業向けコンサルティング会社に転職し、中小企業の経営を支える生々しい仕事を経験。2012年コンサルタントとして独立後は、経営支援、企業研修、執筆等、幅広く活動中。趣味は人間観察と梅干づくり。