【メディア掲載】

 

広報・IR・リスクの専門メディア「広報会議」で「広報担当者のための企画書のつくり方入門」を連載中です。

『日本テレビ・アップル・MTV・マクドナルド・ ミクシィ・世界の医療団で学んだ、「超」仕事術』

刊行記念、片岡英彦×嘉島唯トークイベント

 

9月15日(金)19時から八重洲ブックセンター本店にて、『日本テレビ・アップル・MTV・マクドナルド・ ミクシィ・世界の医療団で学んだ、「超」仕事術』(方丈社) 刊行記念、片岡英彦×嘉島唯トークイベントが開催されました。発売前から本をご予約頂いた方も多く、40名近い方がご来場されました。

 

 

 

 

 

トークショーのゲスト、嘉島唯さんはBuzzFeed Japanに所属する新進気鋭のライターで、若い人を中心に大変多くのフォロアーを持っています。複数のメディア系媒体でキャリアを積んできた働き方と、その言葉を選び抜いて綴られる文章の表現力に、世代を超えてシンパシーを感じた片岡氏の熱望により、今回の対談が実現しました。

 

会はフリートークで進行しました。初めにお二人の自己紹介。続いて、嘉島さんに本を読んだ感想を尋ねました。嘉島さんは「片岡さんの文章は、リズムが早くてテンポがいいと感じました。」と話し、また「仕事が出来る人はレスが早いし遅刻しない。当たり前ですが、そういった些細なことが信用として積み重なってチャンスになるという気づきがありました。」と答えました。

 

片岡氏は、執筆にあたりそれぞれの会社に絡めたトータル41のエピソードを考えるのが大変だったこと、しかし、それだけの経験や出会いがあったことを残しておきたいと思っていたので、出版はそれをまとめるいい機会になったと語りました。

 

また、お二人とも仕事で落ち込んだ時に「救ってくれる人の存在」があったことを明かし、それにまつわるエピソードも語られました。それに続いて片岡氏は、人生の大きな転換期に出会う"運"を掴むか掴まないかという遇察力(セレンディピティ)と、やりたいことを言葉にする(フラグを立てる)ことの大切さを語りました。

 

 

 

最後に会場からの質疑応答が行われ、「仕事をする時に見るポイントを一言で」の問いに片岡氏は、「自分が好きかどうかを判断の基準にしています」と答えました。これはとてもシンプルでありますが、片岡氏が様々な業種を経験しつつ、職種としては一貫して広報に関わってきた、その根源にあるものをストレートに表現した言葉かもしれません。

 

 

 

約一時間にわたるトークショウは盛況の内に幕を閉じました。著書の売れ行きも好調で、早くも次の書籍の話が出ているとのことです。今後ますますの活躍が期待されます。


ライティング:岡本葉子