アンナの日記 〜灯台下暗し〜
アンナの熊本弁講座
基本編
・〜しとんなさる(しとんなる、しとらす) →〜していらっしゃる
・〜けん(〜だけん) →〜だから、〜なので
・〜たい →〜です
・〜と? →〜ですか?
・こん、そん、 →この、その
・〜ば →〜を
・しゃん →そんなに(例:しゃん使ったと?)
・どぎゃん(どがん) →どう(例:どぎゃんなっとると?)
・こがん →こう(例:こがんたい)
・そぎゃん(そがん) →そう(例:そぎゃんね)
・は? →え?
・ほぅっ →さぁさぁ、ほれほれ
・がまだす →頑張る、精を出す
・〜とっとっと? →〜を取っていますか?(注文、写真などにも使用)
・〜ばはいよ →〜をください
・〜つたい →〜なんだよね(若者が多用)
問題:下記の会話を標準語にしてください。
・公共交通機関利用時の1コマ
老父「こん席はとっとんなさっとですか?」
A「いや、取っとらんですよ」
老父「そんなら失礼します」
A「どうぞどうぞ」
・フレンドリーな車内販売担当者との会話
老父「何でんよかけん、うまかつばはいよ」
乗務員「しゃんですね〜阿蘇の高菜飯はどがんですか?」
老父「うん、そっでよか。2つでいくらな?」
乗務員「1400円になります」
老父「はい、ありがとう」
老父「かあちゃん、こら〜うまかね!」
妻「美味しかですね〜お父さん」
おわかりになりましたでしょうか?笑
今年も残すところ2週間余り。
今年6月の開始から段々更新がゆっくりになっているこのコラムを、飽きずにご覧頂きありがとうございました!! 皆さん、よか年ばお迎えください☆(^o^)
2013.12.17 アンナ
アンナ プロフィール
熊本生まれ、熊本育ち。"ド"が付く程ではないけれどかなりの田舎で、祖父母と父、札幌出身で「在熊」32年なのに未だに熊本弁を話せない天然な母との間で育つ。ディープな熊本弁の祖父母と対照的な母の影響で、バリバリの熊本弁となんちゃって共通語を使い分けるバイリンガル。18歳のとき地元タウン情報誌の着物モデルオーディションをキッカケに、撮影にたまに呼んで頂けることに。これがモデル人生の始まり。19歳で東京のモデル事務所所属オーディションに合格。マガジンハウスのファッション誌"BOAO"(現在は廃刊)専属のBOAOフレンズとなり、一時上京。その後、2006年から福岡のモデル事務所に所属。ファッションショーへの出演を中心に活動、現在に至る。T170 W58 H85