アドビシステムズ株式会社

マーケティング本部 マーケティング インテリジェンス部  

部長 中村晃 様

本質を捉えた想定外のアイデアが、片岡英彦事務所さんの魅力。コミュニ ケーションという枠組みの中で、あらゆる戦略PRをご提案頂きました。
本質を捉えた想定外のアイデアが、片岡英彦事務所さんの魅力。コミュニ ケーションという枠組みの中で、あらゆる戦略PRをご提案頂きました。

 

片岡さんとの出会いからお聞かせください。

 

中村:僕がアップルジャパン株式会社に入社して、サービスプロダクトのマーケティングを担当していたんですが、片岡さんは同じ本部のPRとして入社されてきました。

 

まさに同僚ということですね。当時は仕事でもかなり関わりが多かったんですか?

 

中村:私はマーケティングをやっていて、片岡さんはPRの立場で動いていました。もちろんコミュニケーションは発生するんですけど、当時はそこまで深く仕事で関わるということはなくて。むしろ片岡さんがアップルを辞めた後の方が、関わりは多くなりましたね。

 

 同じ職場で仕事をしていた当時の片岡さんの印象は?

 

中村:仕事のスタイルはオーソドックスというよりも変則球だな、という印象でしたね。物事の本質的な部分は絶対にハズさない変則球を仕掛けてくるというか。

 

その後数回の転職を経て、個人事務所を設立されました。

 

中村:片岡さんがやっている戦略PRは、組織の中でスタンダード化出来るものでもないんじゃないかと思います。片岡さん個人のスキルがないとなかなか難しい。会社の組織って、カチッとあなたはこういう役割ですっていう、型にはめるじゃないですか。片岡さんはその型にはまるタイプではないです。むしろ型から出るタイプ(笑)。そういう意味では組織の中で、こじんまりと動くよりは、自由に動き回れるような今の環境の方が絶対いいんだろうなぁと思います。

 

独立のタイミングで、マーケティングの仕事もやりながら、社会貢献活動もやっています。その活動に対してどんな印象をお持ちですか?

 

中村:東日本大震災があって、そのタイミングで組織とか、働き方、生き方なんかを飲みの席で話す機会が多くなって。まぁ片岡さんは覚えてないかもしれないですけど(笑)。その時に、企業って結局社会に貢献しないと評価されないし、もっと言うと自分はひとりの人間として、社会にどれくらい貢献が出来るんだ、みたいな話になったことがあったんです。その時にちらっとNPOの話や、「今後は利益追求の先で、社会に何かしらの役に立つようなことは考えないとな」と言っていたんですよ。だからNPOに落ち着いたのは、僕の中では結構納得しましたけどね。

 

 

最大の成果は、セオリー通りではないやり方が生まれたこと。

 

 ―片岡英彦事務所をパートナーとして選んだ決め手は何ですか?  

 

中村:よく仕事の相談をアイデアレベルでさせてもらうことがあるんですが、PRという仕事、PRって言っちゃうとすごく型にはまっちゃってるんですけど、もっと広くコミュニケーションという枠組みで、色々な可能性を試したいんですよ、僕としては。ちろん広告代理店とのお付き合いはあるんですけど、紋切型の手法に落ち着いてしまうこともあって。そうではない、まったく違う視点の引き出しを片岡さんは持っているので、その引き出しから色々と出てくるんじゃないかという期待があるんです。ちょっと違うアプローチ、今まで考えていないような切り口が飛び出すんじゃないかって。いかに違うやり方を見つけ出すか、というところで、片岡英彦事務所にはものすごい期待値を抱いているんです。  

 

―具体的にご一緒したお仕事をご紹介頂けますか?  

 

中村:エデュケーションと呼ばれる、教育向けの仕事ですね。その案件で、コミュニケーションを促進してもらったんです。

 

 ―コミュニケーションを促進させるとは?

 

中村:当時、会社の中で色々とアイデアの部分で整理が出来ていなかったんですよ。その整っていない情報を、A3のペーパー1枚に纏めてもらって、そこから建設的なディスカッションが行えるところまでの交通整理をやっていただきました。それを基に、ようやく実際の実行プランに落とし込みすることができました。まさにチーム内のコミュニケーションを促してもらって、アイデアに弾みをつけてもらった、という感じです。 あとは『CS5』をリリースする際に、表参道で製品のギャラリーを開いてセミナーをやったりしたんですが、そこにもジョインしてもらってコーディネートをお願いしました。  

 

 

 

―アイデアとコミュニケーションという部分で大きな役割を担っていたんですね。その結果、満足いく成果は得られましたか?  

 

中村:大いにありましたね。通常のやり方だと出来ないような組み合わせを片岡さんが考えて、それを実現できた、ということが多かったんですよ。ご当地アイドルの企画もそうですし、セミナー開催の時にも同じ状況がありましたし、セオリー通りではないやり方や組み合わせが、片岡さんが入ることによって生まれたというのは非常に助かりましたし、最大の成果だなと思っています。    

 

 

 

通常ではない“何か”が出てくる期待感と、想定外のアイデアが魅力。

 

 

―広告代理店とは違う、片岡英彦事務所の魅力ってなんですか?  

 

中村:最終的には“いいモノを作りたい”に尽きるんですよ。そこまで持っていくために、たとえば広告代理店とのやり取りの中に片岡さんが入ってもらうと、色々と刺激的なんです。広告代理店だけだとリソースやタレントって限られてしまうところを、片岡さんがいることで、ご自身のネットワークや経験から、意外な組み合わせや思いもよらないアイデアが飛び出す。新たなリソースを引っ張り出してくる。そこがいちばんの魅力だと感じています。

 

 ―今後、片岡英彦事務所に期待することはなんですか?  

 

中村:期待しても、その期待に対して裏切る、いい意味ではずしてくれることを期待しています(笑)。想定範囲外のアイデアですよね。突拍子もないアイデアでも、きっちり本質を捉えた上でのアイデアを期待します。片岡さんと話していると、実にさまざまなトピックが出てくるんですよ。それらが最終的に結びついてビッグアイデアが生まれることもあるので、僕との何気ない会話からアイデアを生み出す手助けをしてもらえると、非常に助かるかなと思います。  

 

―もし元同僚ではなかったとしても、片岡さんに仕事を依頼していますか?  

 

中村:もちろんもちろん。  

 

―それはなぜですか?  

 

中村:期待感があるんですよね。数ある引き出しから、従来にはないアイデアを持ってきてくれるんじゃないかな、っていう期待感。その感覚に、元同僚とか知り合いというのは関係ないですよ。  

 

―通常ではない“何か”が出てくるのではないかという期待感ですね。  

 

中村:通常というのがいちばん怖いですよね。PRや広報って、古い業界でもあるので、その古い枠組みとは全く違う、広告でもなく、PRでもなく、広報でもない、もっと大きな意味でのコミュニケーションだったり、戦略的な部分を片岡さんは持ってきてくれるんじゃないかなっていう期待感ですよね。  

 

―その期待感はどこから生まれるんでしょうか?  

 

中村:最終的には、僕も片岡さんも、いいモノを作りたい・いいアウトプットを出したいというところを、最終形として意識している。そこに尽きるんです。その最終形を目指すやり取りの中から、自然と湧き出てくるのが期待感かもしれないですね。 (終) 


インタビュー:長峯亘(株式会社ジョッガ